布団に入ってからもスマホを見て、頭だけがずっと起きている。
私も以前は、体は疲れているのに思考が止まらない夜を繰り返していました。いろいろ試した中で、いまも続いているのが「眠る前の30分を音で締めくくる」という小さな習慣です。30分というのは私が続けやすかった目安で、医学的な基準ではありません。10分程度から、負担にならない長さで大丈夫です。
この記事では、アンビエント音楽を作る側でもある私が、夜の音の取り入れ方を紹介します。
HARUTO布団に入ってからも、ついスマホ見ちゃうんだよね…



体は布団でも、頭はまだ営業中なんだよ。音で閉店作業をしよう


「音で一日を閉じる」という考え方
眠れない夜の正体は、体ではなく頭が閉店していないことが多い——これは私の実感です。日中に浴びた情報が、照明を消しても頭の中で流れ続けている。
そこで、寝る前の時間に「情報の音」から「情報のない音」へ切り替えます。言葉もビートもないアンビエントは、頭が追いかけるものがない音楽。聴くというより、部屋の空気を少し変えるのに近い使い方です。
※効果の感じ方には個人差があります。「眠れるようになる音楽」と断定するものではなく、あくまで私の習慣として読んでください。
私の夜のルーティン(3ステップ)
1. 照明を一段落とす
天井の明かりを消して間接照明だけにします。音より先に、目に入る刺激を減らすほうが効きます。
2. スマホを「再生機」だけにする
アンビエントを再生したら、画面は伏せます。SNSを見ながらでは、音だけ静かでも頭は閉店できません。
3. 音量は「気づいたら鳴っていた」くらいに
ポイントは、聴こうとしない音量にすること。会話より小さく、空調の音に混ざる程度。物足りないくらいでちょうどいいです。
夜に合うアンビエントの選び方
作る側の視点で言うと、夜向きの音にはいくつか共通点があります。
- ビート(リズム)がない、または非常に薄い
- 音数が少なく、展開が緩やか
- 高音が刺さらず、柔らかい質感
- 曲の切れ目が目立たない(ループしても気にならない)
逆に、私の場合は、メロディがはっきりした曲や歌もの、展開の大きい曲は頭が「次」を予測し始めてしまうので、夜には合いませんでした。このあたりは人によって差が大きいので、「内容を追ってしまわない音」を自分の基準に選ぶのがおすすめです。
より詳しい選び方は、近いうちに別の記事でまとめる予定です。


作る側から見た「夜のための音」
私はSol Harutoという名義でアンビエントを制作しています。夜のための曲を作るとき、意識しているのは「主張しないこと」。聴き手の注意を引く音楽ではなく、注意をほどく音楽です。
薬剤師として働いていた頃の私は、眠りを「削るもの」として扱っていました。いまは音楽を作りながら、眠りを「整えるもの」として大切にしています。その変化自体が、この習慣の一番の効果かもしれません。
実際に私が作った入眠用の音源が、こちらです。「潮騒と子守唄」をテーマにした約1時間半のアンビエントで、寝つくまでの伴走を想定して作りました。よかったら今夜のおともにどうぞ。
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自分で作った曲で寝るのって、どんな気分?



最高の自画自賛だね。でも、ちゃんと眠れてるなら正解だよ
チャンネルはまだ育てはじめたばかりです。新しい曲ができたら、このブログでもまた紹介していきます。
🎧 Sol Haruto Ambient(YouTubeチャンネル)
まとめ:眠る前の30分だけ、頭を静かな部屋に
特別な道具も、高価なスピーカーも要りません。照明を落として、小さな音でアンビエントを流して、画面を伏せる。それだけで、一日の終わりの質は少しずつ変わっていきます。
まずは今夜、30分だけ試してみてください。
※睡眠に関する悩みが長く続く場合は、我慢せず医師や薬剤師にご相談ください。本記事は個人の体験に基づくもので、効果を保証するものではありません。
※眠れない状態が続いて日中の生活に影響が出ている場合は、音楽より先に医療機関への相談を検討してください。公的な情報は厚生労働省の睡眠対策のページにまとまっています。

